
「タブラオ」

「ビセンテ・カルデロン」

「アトレティコVSグラナダ戦チケット」

「プラド美術館」
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第三回となったが、ようやく最終回である。しかし旅のほうはまだバルセロナを抜け出すことができずいつになったらマドリッドに行き着くのだろうか。時間があればのんびりと電車で(約八時間かかる)行きたかったのだが、マドリッドで観る予定のサッカーの試合が明日火曜日に繰り上がってしまった為、そうのんびりもしていられなくなった。仕方がないので空で行くことに予定を変更だ。とりあえずバルセロナ三日目の夜はタブラオ(フラメンコショー)だ。日本人観光客相手の店なので、まァあんなもんでしょう。しかし、ギターと歌はさすが本場スバラシイ。一ドリンク付で二〇〇〇ペセタ(約一四〇〇円)やっぱり、安いぞ。
翌日、ようやくマドリッドへ。
ホテルにチェックインしすぐにアトレティコマドリー(昨年トヨタカップに出場した、フィーゴやラウルのいるレアルマドリーとは当然別のチーム)の本拠地ビセンテ・カルデロンへ向う。一番良い席(高価な)が三〇〇〇ペセタとバカ安。さすが名門とはいえ、現在は二部落ちしているチームだ。まァ日本でいえば昨年J2落ちしていた名門浦和レッズみたいなものである。試合は三部のグラナダとのスペイン国王杯準々決勝。三対一でアトレティコの勝利。
試合開始が夜の九時半。終了がほとんど十二時。ホテル着十二時半。しかし明日はほとんど予定がないので、夜中までビールと、スペイン特産のスパークリングワインである“カヴァ”を飲み続ける。
翌日は当然二日酔い。ボーッとしながらピカソのゲルニカを見に行く(プラド美術館も行ったが、全体的な印象が暗く、私の好みではない)。いつもは当然人だかりがしているらしいのだが、酒くさい人間にはだれも近寄りたくなかったらしく、三〇分ほど一人で独占。二〇世紀最大の問題作、一見の価値はあります。ゲルニカを見たら、何もやることがなくなったので、当然のようにバルにかけ込み、ビールと生ハム片手に読書。ちなみにこの旅には三冊の本を持って来たがまだ一冊目の途中。ウエストレイクのドートマンダーシリーズ最新作「最高の悪運」をくだくだと読み続ける。読み疲れたら音楽。こちらは私の旅の定番、聞き慣れているストーンズ、ジャニス・ジョップリン、甲斐バンド。落ち込んだり、人恋しくなったときに甲斐バンドの“翼あるもの”を聞くと何故か元気がでる。一人ホテルの部屋でワインなどを飲みながら、というときはブルージーなジョップリンが合う。いつものことながら、わざわざスペインくんだりまで来て何をやってるんかいなと思わなくもないが、飲んだくれたり、のんびり本を読んだりするのも私の旅の一部だ。私が、楽しいのだからそれで良い。
おそらく来年もヨーロッパのどこかでビールを飲んでいることだろう。
次回はまじめに書評ページとなるのか? ではまた来月。
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